鉄道模型の蒸気機関車と特急電車
鉄道模型で蒸気機関車と特急電車を走らせる時、実際の列車と同じ両数を揃えるとリアリティが増します。例えば、特急電車を走らせる場合に現実の列車が9両編成の場合は同じ両数を揃えます。そして、蒸気機関車においては実際に引っ張っていた客車や貨車の数を揃えて走行させるという具合です。
実際に走っている列車を揃える場合は注意点があるので憶えておきましょう。
特急電車の場合、基本と付属それぞれの編成が別々に販売されていることがあります。例として、基本が6両で付属が3両という形です。すなわち、実車と同じ両にしたいのであれば基本と付属それぞれを買わなければなりません。
他にも、蒸気機関車と特急電車の走行では駅についても注意が必須です。実際の列車と同じ編成にするとなれば、プラットホームを長くしなければいけません。なぜならば、ホームが短いと長編成の列車が停車しきれないためです。ゆえに、すべての編成がホームに収まるようにします。鉄道模型には駅が販売されている他、延長用のホームがあります。従って、列車の長さに見合うように延長用のホームを足すと全編成が収まるのです。
もちろん、ホームの長さを伸ばす場合には線路も延伸させましょう。
蒸気機関車と特急電車を実際のものと同じようにするには、色々と準備が求められます。しかし、準備をするからこそ本当の列車のようにリアリティが生じるのです。リアリティが生まれることによって、鉄道模型で遊ぶ時の楽しさも増してきます。